<イースター島で最大の15体のモアイが並ぶ。日本企業が修復したもの。偉いぞ日本!!>
旅をしていると自分がここに立っていることが
すごく不思議に思えてくる場所がある
憧れの場所に来た感動というよりは
『おれ何でこんなところにいるんだ??』
と思ってしまう
旅行に疲れたとか、その場所が期待ハズレだったとかではなく
あまりの感動体験に脳みそが『ハラホロヒレハレ〜』と
思考停止になってしまう
だってイースター島ですよ!
ピラミッドやマチュピチュは、ツアーもあったりしてて
なんだか現実的に行けるイメージは持ちやすいですが
イースター島ってイメージわきますか??
地球上に存在していること自体怪しい島のイメージなのに
(これは完全に僕の勝手なイメージです・・)
その島に降り立って目の前にモアイがどで〜んと立っている
そんな現実を受け入れられないおバカな脳みそは
これは夢か幻だと勘違いし
『おれ何でこんなところにいるんだ??』
となってしまうのである
そんな思考停止になってしまうほど、この島はすばらしい!
この島にうじゃうじゃいるモアイさんたちは
『おいどんはここにいるでごわす。世界のこと全て知ってるでごわす。
行く末を見守っているでごわす』
といった感じで超然として立っていたり倒れている
(顔面から倒れていても超然としていてる)
島の交通手段は未だに馬だし、
島国特有の人の良さとゆったりした時間の流れ
1週間があっっっっと言う間に終わってしまった
<毎日夕日を眺めるのが日課だった。こんなにシルエットが似合うのはモアイとミッキーマウスだけ>
<左:運び途中で放置されたモアイ。ちょっと不満そう 右:唯一海を見ているモアイ。目線の先には海が広がっている>
<左:プカオ(帽子)まで修復されているビーチにいるモアイ 右:本当は全てのモアイに目があった>
<左:島のモアイは全て倒されてしまっていた 右:モアイ作り場。何百体というモアイがここにいる>
だけど、こののどかな島でこの旅はじまって以来の大事件が起きてしまった!
『盗難』
今まで一年間旅してきたけど、何も盗まれたりケガしたりしてこなかった
それが、世界一治安が良いといっても過言でないこの島で被害にあったのである
その被害とは、
『牛肉』
それも1キロ以上あるちょっと良い肉
イースター島は物価が高く肉は手に入らないと聞いていたので
サンティアゴで購入し、わざわざ飛行機の手荷物で運んできた代物
それが宿の冷蔵庫に入れてたら、翌日忽然と消えてしまった
宿のマダムに聞いてみた
「ここに入れてあった牛肉知らない?」
マダム超慌てて
「し、知らないわ。わたし食べてないわよ」
なんだかすごく慌ててオロオロしてるマダムが可哀そうなので
『保険に入っているから大丈夫だよ』
と訳の分からない説明と、日本人独特の甘さを出してそれ以上追求しなかった
でもね、
翌日からよくよくここの人たちを観察してみると
この島の人たちみんな知り合いで大家族が多いから
色んな人が家に出入りしてて、勝手に冷蔵庫から調味料とか持ってちゃってる…
『食べたいものはすぐに食べないと誰かに取られる』
それを知らなかった、僕たちが悪かったようである
保険の申請出せば日本で『牛肉』戻ってくるかな〜?
<左:これが泊まった宿。居心地最高! 右:野良犬連れて散歩中♪エサあげてないのにかなりなつかれた>
<左:島の子供。自ら写真を撮ってほしいと自転車をこいできた^^ 右:宿の主人と。いいおっちゃんだった〜>
<左:市場で念願のマグロをゲット!イースター島はマグロが取れる 右:モアイ見ながらたそがれる>
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【アクセス】
イースターに行く方法は二つだけ
チリのサンティアゴから行くか
タヒチのパペーテから行くか
いずれも飛行機です
日本からチリのサンティアゴへは、アメリカなどを経由し20時間以上
サンティアゴからイースター島へは約5時間
日本からタヒチのパペーテへは、約11時間
パペーテからイースター島まで約5時間
飛行機以外の船などは基本的にないです
(世界一周クルーズなどでは寄ることもあります)
どう行くにしろ高いです
イースター島だけが目的の場合はツアーで行くのが現実的だと思います
(ツアーの場合、タヒチ観光がセットになっている場合がほとんどです)
<『どうもどうも、わたしモアイと申します』『これはこれはご丁寧にどうもどうも』 >
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