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2005.11.15 - 11.18

*生と死*
  <バラナシ:インド>


<ガンジス川から見た朝日に照らされるガート(沐浴場)>

*生と死*

インド中から人々はこの町を目指してやって来る
この町で死ぬことを目的に来る人もいる
ヒンドゥー教の聖地:バラナシ

ガンジス川沿いに、ガートと呼ばれる沐浴場が何百と並び、
日の出前から人々が、沐浴し祈りを捧げる。
火葬場のガートでは、次々に遺体が運び込まれ、
灰がガンジス川に流されてゆく。

町は無数の細い路地が入り組み、
神聖な生き物である牛がウロウロし、
牛のウンコや犬の死体を飛び越えながら進む。

1分歩いただけで、3人ぐらい客引きから声がかかり、
ありとあらゆる病気を抱えているような物乞いが目に入る。

生と死が混じりあった世界の底のような町だが、
悲壮感はまったくなく、
ただただ人々のパワーに圧倒される。

ガンジス川の対岸から朝日が昇ったとき、
あぁ、死んでこの川に流されたら幸せだな、
と心の底から思った。

死すら受け入れてくれるこの町は
世界一幸せな町かもしれない。

 

 
<左:早朝、ガートはたくさんの人で賑わう。 右:朝日に向かって祈りを捧げる沐浴中の女性。>

  
<左:細い路地はウシが最優先。インドではウシは神聖な生き物 中央:このようなキャンドルをガンジス川に流す。
右:ガートでは沐浴以外に、物売り、物乞い、ウシや犬など様々な人や動物が行きかう>

  
<左:ガンジス川で洗濯中。サリーは本当にカラフルでキレイ。 中央:沐浴している横で洗濯し、その横で魚を釣る。この先では遺骨を流している。
 右:町はリクシャー(自転車タクシー)で移動する。値段交渉が楽しいが毎回大変。>

 
<左:ガンジス川を朝日が照らす。 右:バラナシには数百のガートが並ぶ。>


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【アクセス】

僕たちはネパールのポカラから、
バスでスノウリという国境の町で1泊し、
そこからジープをチャーターし、バラナシまで来ました。

バラナシに国際空港はないので、
日本からはデリーやコルカタから入ることになります。

火葬場では写真撮影は厳禁
他にもカメラを向けられない光景が多々あります。
来る方はそれなりの覚悟が必要です。

 
<左:チャイ屋の渋いおじさん。チャイは激うま! 右:カレーは何を食べてもおいしい。でもバラナシでは毎食カレー。カレー以外が食べたい・・・>

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みかのオススメ!! 

【買い物】

シャツと巻きスカートを購入♪(合計約900円)
サイズも着心地もバッチリ!で大満足。
次の日にはゆるゆるズボンも買っちゃた!
もっといっぱい欲しいな〜♪


「どっぷり浸かって沐浴するんだ!」と
豪語していたにもかかわらず
手だけで沐浴するビビリィーなひろし。


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