*マチュピチュ*
(世界遺産)
何を隠そう僕らは『絶景』という言葉に弱い
テレビで「世界の絶景!」なんてやってると必ず
「おおぅ!これは絶景かな絶景かな!
でも前回の絶景も絶景と言うにふさわしい絶景だったぞ」
などと二人してあそこに行きたいここに行きたいあ〜だこ〜だとなってしまう
そんな二人して珍しく意見が一致し、
ここには何があっても行かねばいかんだろう
となったのがマチュピチュの『もう一つ』の絶景ポイントである
ここで「もう一つの」絶景ポイントを紹介する前に
定番絶景ポイントを紹介しましょう
マチュピチュと言えばこの風景
この写真です
じゃじゃ〜ん!!
<ここからの写真は朝一番に獲るのがオススメ。朝が光の加減が一番いいみたい>
いや〜、すごいですね〜♪
これ生で見ると本当にすごいですよ!
朝靄のたち込める中、目の前にマチュピチュの遺跡が現れる
この瞬間の感動は言葉で表現するのが難しいぐらい
「これを見ないで死ねるか!」という場所です
ただ今回の本題は『もう一つの』絶景ポイントである
それはどこかというと…
ここです!!!
じゃじゃ〜ん!!
「えっ、登れるの?」
たぶんほとんどの人がそう思うと思います
僕たちも最初はそう思いました
でも登れるんです
この山は【ワイナピチュ】と呼ばれていて、
頂上から眼下に広がるマチュピチュの遺跡を見下ろすことができる
これぞ絶景中の絶景なんです!
ワイナピチュに登るにはマチュピチュの遺跡の奥にある登山口から登ります
そしてここには重要なことが一つ
登れるのは一日500人限定なんです!!
世界中から観光客が集まる一大観光地なのに500人のみ
もちろん毎日午前中で定員になってしまいます
さて、もう一つ重要なことがあります
登山口で名前を記入したら番号を告げられます
この番号忘れないで下さい!
最後に番号と名前を確認します
なぜかって?
「毎年何人か帰ってこない人がいるから」
だそうです
これは本当みたいです・・・
なぜ帰ってこないのか?
それは断崖絶壁の上、安全のための手すりなんてありません
そして下は谷間
気を抜くとまっ逆さまです…
<左:この三つの窓から 右:この石組みの巨大さと精巧さにビックリ!よくこんな山の上に作ったもんだ>
<左:斜面を利用した棚田が広がる 中央:インカ時代の水路が今も残っている 右:マチュピチュで唯一の円形の建造物>
「えっ、登れるの?」
改めて下から見上げてみてまた思っちゃいました
でもよ〜く見ると断崖絶壁に人が歩いてる
片道2時間弱、マチュピチュは標高2000mほどの高地なので
本当にキツイ!!
途中でインカの人たちを恨みたくなるぐらいキツイ!!
ただそんなキツイ道の最後にご褒美が待っています^^
そう、上から見下ろすマチュピチュの全景!
それはこれです!!
じゃじゃ〜ん!!!
断崖絶壁を登りきって、
目の前にこの光景が広がる
感動やら達成感やらで泣きそうになってしまいました
そしてもう一点感動ポイントがあります
マチュピチュを上から見ると何かの形に見えてきませんか?
遺跡の右の細い部分が顔で、
横に開いてる棚田が羽で…
分かりましたか?
そうです!
コンドルです!!
マチュピチュはインカのシンボルである
コンドルの形に作られていたんです
これは上からでないと見ることができません
【ワイナピチュ】
道はキツイですが是非この絶景ポイントに挑戦してください
(このページの最後にもう一つマチュピチュの秘密を大公開しています♪)
<左:頂上からマチュピチュを眺める。爽快!でも一歩間違えるとまっ逆さま 右:途中の道のりは本当に大変。でも景色が最高!>
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*クスコ*
(世界遺産)
マチュピチュ観光の起点になる町クスコ
インカ帝国の首都でもあったため、旧市街全体が世界遺産に登録されている
標高は3600mほどちょうど富士山の頂上ぐらいの高さです
インカ時代の石畳がのこり、
建物の壁もインカ時代の石積み
その上にスペイン支配時代の教会などの建物が建っている
標高が高い上に坂道が多い
少し治安が悪い
観光客馴れしすぎてる
などのマイナス面もありますが、
この雰囲気大好きです^^
<左:すり鉢上の盆地にクスコの町は広がる 右:町の中心のアルマス広場。レストランや旅行会社など全てが揃う>
<左:狭い路地には生活感が漂う 右:隠れ家カフェのケーキ。おいしかった〜♪左の写真の坂の下にお店があります>
インカ時代の面影が残る狭い路地に
すごくオシャレなカフェがあったりして、
そんなところでまったりお茶なんかしてると
もう最高に幸せである
遺跡などの見所もめちゃくちゃ多いのですが、
隠れ家的なカフェを見つけて
旅の日記を書いてみたり、物思いにふけってみたり
観光で忙しくなりがちなクスコの町だけど
ちょっと一息いれる
そんな滞在もオススメですよ^^
<左:有名な12角の石。数えてみよう! 右:レストランでは無料のフォルクローレ演奏が行われる。時間など要チェック!>
<左:近くの遺跡にいた親子。職業『写真撮られ屋』。写真を撮ったらチップを払う 右:土産物屋にあった悪魔のような顔の杖。いらない…>
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【アクセス】
マチュピチュへはクスコが起点になります
クスコからマチュピチュ近郊の村アグアス・カリエンテスまで電車が出ています
これが一番一般的な行きかたです
ただし、この電車は完全に観光客向けなので
めちゃくちゃ高い!!
その上毎年値上げしているので年々高くなっています
ガイドブックの値段より高くなっていることを覚悟しましょう
電車は高級クラスの『ピスタドーム』から
一番安い『セグンド・バックパッカー』までいくつか選べます
それでも高いです
節約派のあなたにオススメの行き方!
電車をクスコから買うのではなく、途中駅のオリャンタイタンボ−アグアス・カリエンテスの
往復で買うのが一番安いです
クスコからオリャンタイタンボまではローカルバスで向かえば格安です
クスコへはリマから飛行機が航空会社数社から一日3便程度あります
所要時間は40分ほど、値段も片道100ドルぐらいです
長距離バスの場合
アバンカイ経由で所要時間約20時間ほど
アレキパ経由で約25〜30時間ほど
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<マチュピチュのもう一つの秘密大公開!!>
マチュピチュの写真を縦にすると・・・
人の顔に見えませんか?
ワイナピチュが鼻ですよ〜
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