<すごく雰囲気のあるおばあちゃん。プーノからクスコへ向かう電車の途中駅にて>
*皇帝の名前*
う〜む・・・。
書いて良いものか迷ってしまう。
日本人なら口に出すのも、書く事すら躊躇してしまう言葉が含まれている
勇気をだして書いてみよう
どうせ書くなら堂々と!
えいやっ!!
「マンコ・カパック」
いや〜、すっきり♪
これはインカ帝国の初代皇帝の名前である
<左:トトラでできたウロス島。ふかふかで気持ちいい^^ 右:トトラ舟。10人乗ってもへっちゃらです>
<左:ちゃんと集落もあります。実は意外と近代的な建物もあったりする… 右:トトラの断面。中には細かい空洞がいっぱいある>
―その昔、この「マンコ・カパック」とその妹の「チンコ・カパック」が、
(ウソです。妹は「ママ・オクリョ」です)
このチチカカ湖に現れ太陽の島に降り立った
そして、それからインカ帝国が始まった―
こんな伝説の地であるチチカカ湖には
『トトラ』と呼ばれる浮き草でできたウロス島や
インカの時代と同じ生活を守り続けているケチュア族の暮らすタキーレ島
などなど見所がたくさんある!
ペルー観光では外す事のできない一大観光地!
しか〜し!!
そこらへんは全てガイドブックにお任せして、
本題は「マンコ・カパック」である
<左:タキーレ島から眺めるチチカカ湖 右:高山病に効くコカ茶。あまりおいしくはない>
<左:タキーレ島の子供。カラフルな服がかわいい 右:ウロス島の土産物屋の親子。洋服がみんなかわいいです^^>
男性諸君は分かると思うが、
いつでも堂々とこの言葉を言える喜びを想像して欲しい
我々は日本で不当に抑圧されていたのである
抑圧から解放され、自由を得た私はここぞとばかりに
「マンコ・カパック」を連呼した!
当時泊まっていた宿は「マンコ・カパックイン」(内容もすごくいい宿でした^^)
いつもなら「宿に戻るか」という会話も「マンコ・カパックインに戻るか」になり、
チチカカ湖を見ては「ここにマンコ・カパックが下りたんだな」とか、
何かあるたびに連呼しすぎて、みかには完全に相手にされず
友人へのメールにも「マンコ・カパック」の文字が躍り、
途中から面倒くさくなり「カパック」を省いてメールを送ってしまい、
興奮した友人から勘違いしたメールが返ってきたりもした
旅人冥利に尽きるというか男子冥利に尽きるというか、
今はここでこれだけ書いた喜びをかみしめている
プーノいい町でした^^
<左:プーノからクスコへ向かう高山鉄道。風景最高!絶対に乗るべし! 右:フォルクローレを歌いにくる^^>
<左:子羊を連れた子供。かわいかった〜^^ 右:窓の外のおばちゃんからアルパカ人形を購入♪>
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【アクセス】
プーノ−クスコ間の観光用列車がオススメです♪
途中、4000m級の山を越えたり、フォルクローレの演奏があったりと
「世界の車窓から」の世界が広がります
週3便のみの運行なので現地で要確認!
所要時間は9時間ほど
バスの場合は列車より安くその上途中の遺跡などを巡り、昼食までついている
『ファーストクラス』といわれる観光用バスがいいみたいです。
所要時間は7〜8時間で電車よりも早く着き、毎日運行しています
またボリビアのラパス行きのバスもあります
ラパスへは途中バスの乗り換えやチチカカ湖を渡るフェリーなどを含め
所要7〜8時間ほどです
ラパスへ向かう際にはデサグアデーロ経由は国境で物を盗られるなどの被害が多発しているので
ユングーヨ経由で行きましょう
<左:ペルーの国民的ジュース「インカコーラ」。うまくないが飲むべし! 右:ペルーといえばジャガイモ!種類が豊富>
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