<世界一高い場所にある都市ポトシ。鉱山によって栄えた町>
*恐竜の足跡*
スクレ
パラグアイのホテル内山田で
2・3年前の日本の週刊誌がおいてあったのでパラパラめくっていると
「世界の絶景特集」と題した記事を発見した
その中にボリビアのスクレの「恐竜の足跡」という写真があった
その写真がこれまたすごい!
地面が隆起により切り立った崖の壁に恐竜の親子の足跡が続いているのである
本物の恐竜の足跡、
これは見たい!
だったら行こう!!
というわけでやってきたボリビアの憲法上の首都スクレ
(実質上の首都はラパス、よく分からんが・・・)
この恐竜の足跡
なぜかガイドブックにも載ってない
どうやって行くのかも分からない・・・
困った時はインフォメーションへ
スペイン語しか通じないお姉ちゃんになんとか恐竜の足跡が見たいことを伝えると
「それなら広場から出てる恐竜トラックに乗れば行けるわよ」
との回答
「恐竜トラック」という安っぽい響きに違和感を覚えながら
翌日広場へ行ってみると
たしかに恐竜トラックが止まってる
<左:これが噂の恐竜トラック。凄まじいエンジン音を上げて走る 右:恐竜ヘルメットをかぶって見学する>
自転車に抜かされるほどの速度で進む見世物のようなトラックに揺られること1時間
トラックはセメント工場の敷地に入り止まった
恐竜ヘルメットを被り、おもちゃの恐竜人形で説明を受け
いよいよ足跡へ
ほぼ90度まで隆起した絶壁をよく見てみると
あるある!!
数億年前に歩いていた奴らの足跡が残ってる
その数なんと5000以上!!
週刊誌の写真にあった親子の足跡もあるし
丸いものや三つの爪に分かれているものなど数種類の恐竜の足跡がある
そして近づいてみると人の顔よりもでかいものばかり!
こいつらが自由に歩き回っていた時代が本当にあったんだ
そう思うと感動してしまう
そしてその感動も
帰りの恐竜トラックと共に消えていくのであった
<左:おもちゃの人形で説明。あまりリアリティがない・・・ 右:足跡は顔と同じぐらい大きい。もっとでかいのもある>
<左:ポツンといた恐竜オブジェ 右:地層が隆起しそこに5000もの足跡が残る>
*世界一高い都市*
ポトシ
標高4070m
世界一高い場所にある都市「ポトシ」
(世界一高い町や村は別にある、ここでの都市の定義は不明)
ここの名所は鉱山
鉱山ツアーに参加すれば
標高4000mの中で狭い鉱山の中を梯子などで上ったり下りたり上ったりしながら
飯の代わりにコカの葉を噛んでる作業員に会える
う〜む、全然惹かれない・・・
4000mに着いたばかりで、いきなり鉱山を動き回るのも辛そう
だから鉱山ツアー行きませんでした
<左:アルゼンチンとの国境の町ビジャゾンの風景 右:インディヘナのおばちゃんたち。みんなハデな格好で楽しい^^>
<左:デモ行進中。ボリビアではよくデモがあった 右:暇そうなエンパナーダス屋の少年。この後ちゃんと買ってあげました>
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【アクセス】
<スクレ>
ラパスからは約11時間(ほとんどが夜行バス)
ポトシからは3時間半
ラパスから飛行機のフライトもあります(約1時間)
スクレは標高が低い(2800m)ので過ごしやすく、
ポトシで高山病の症状がでてしまったらスクレに来れば大丈夫だと思います
<ポトシ>
ラパスからは約12時間(ほとんどが夜行バス)
スクレからは3時間半
ウユニへは6〜7時間
アルゼンチンとの国境の町ビジャゾンからは12時間
どれも道はかなりの悪路なのでそれなりに覚悟してください
飛行場はありますが飛行機は飛んでないみたいです
空気が薄いので着いた直後は無理しないようにしましょう!
アルコールも避けたほうが無難です
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