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2006.4.11 - 17 & 5.15 - 16

*芸術最高!闘牛最低!*
  <マドリッド:スペイン>


<ベラスケスの「ラス・メニーナス」の前には人だかりが!ピカソ美術館(バルセロナ)のピカソが書いたこの絵も必見!>

*芸術最高!*


自慢じゃないが「芸術」とは何か分からない
でもここマドリッドの見所は「美術館」
少しでも芸術が分かるようにと「芸術」を辞書で引いてみた

【芸術】
「一定の素材・様式を使って、社会の現実、理想とその矛盾や、
人生の哀歓などを美的表現にまで高めて描き出す人間の活動と、その作品

う〜む・・・
言ってる事は分かるが「美的表現」っていうのが難しい
その作者の「美的表現」が理解できないから芸術が分からないのである
だから「美しさ」とはなんぞや、と辞書で引いてみた

【美しさ】
「いつまでも見て(聞いて)いたいと思うほど物の色・形や声・音などが、接する人に快く感じられる様子」


おおっ!
なるほど、ちょっと分かった気がしてきたぞ^^
いつまでも見ていたいと思う作品が芸術なんだ
それではと、その足でプラド美術館ソフィア王妃芸術センターへ行ってきた♪

ピカソの「ゲルニカ」(ソフィア王妃芸術センター)を初めとして
ベラスケス、エル・グレコ、ゴヤ、ミロ、ダリなどの作品を鑑賞

さて、芸術が分かるようになった私の目に留まった絵画たちは、
@TVや教科書などで知ってる有名な絵
A裸の女性がモデルの絵

という結果になった

ということは
「アイドルのヌード写真」
これが最高の芸術作品になるのか??
芸術は難しいが面白い♪

 
<左:プラド美術館内部は開放的 右:ゴヤの「1808年5月3日」の絵。教科書で見たことある気がする>

 
<左:ゴヤの「着衣のマハ」 右:こちらは「裸のマハ」。マハちゃんは人気NO1!!>



*闘牛最低!*

スペインといえば、忘れちゃいけないのが「闘牛」である
でもこの闘牛、見方によって全然感想が違ってくると思う。

僕たちから見た闘牛は、

最初は荒々しかった牛を、槍で6、7回刺す
牛が充分に弱ったところでマタドールが華麗に登場する

血だらけの牛をマタドールが旗であしらう
(このときのマタドールの腰つきは失笑もの)
そして、立つのもやっとの牛を剣で刺して殺す

剣で刺された牛は血を吐いて倒れ、
その死んだ牛を最後は馬で引きずりまわして場内を一周して終了
それが5〜6回続く

集団リンチや弱いものイジメを見せられてる気分
せめて死んだ牛には敬意を払うべきでは?!と思ってしまう
動物愛護団体が抗議しないのが不思議なぐらいです
残念ですが僕たちはもう二度と見に行くことはないでしょう

 
<左:ファンファーと共に闘牛士たちが入場 右:マタドールの腰つき。この腰つきで牛ににじり寄ってく>

 
<左:牛くん頑張れ!! 右:哀れな牛くんのご冥福を祈ります>



 *マドリッドそのほか*

 
<左:マドリッドでよく通ってた生ハムのバル。 右:天井には大量の生ハムが吊るされてた>

 
<左:マドリッド名物、日曜市の「ラストロ」 右:ありとあらゆる物が売られている>

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【アクセス】

バルセロナからバスで7時間、電車5時間、飛行機1時間
もちろん一番安いのはバスです

マドリッドはやはり治安がよくないので、
早朝、深夜は移動しない方が無難、シエスタ(昼休み)も人がいないので注意!
町を歩く時も鞄はなるべく持たないようにしましょう
(僕たちはスーパーの紙袋で歩いてました)
勿論、マドリッド以外の都市でも同様です

実際にあったことですが、
小さなリュックを背負って美術館に向け歩いていた時に
僕たちの後ろに若い二人組みの女の子が近づいた瞬間、リュックのチャックを開けられました
みかがすぐに気が付いたので何も盗られませんでしたが危なかったです

町でも外国人観光客がスリを捕まえてるのを目撃しました

首絞め強盗は最近ほとんどなくなったようです


<ちょうど聖週間に当ったため、町にはキリストの山車が出てた>

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とても64歳にはみえません


みかのオススメ!!

【旅への想い】

今までに出会った旅行者の中で最高齢!
スペインを一人旅中だった、かほるさん


旅行に対する想いはとても強く
パワーの大きさに圧倒

こんなふうに好きなことをやってる人は
キラキラしていますね^−^
日本がかほるさんみたいな人であふれたら
もっといい国になるんじゃないかな〜♪


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